脳梗塞に対する一般的に内科的治療とは、”血管にゴミ(血栓)がこれ以上付かないようにする” ”血をさらさらにする” 薬の入った点滴療法を指します。 これは脳血管にゴミ(血栓)が詰まった後、その病変が広がらないようにする治療法なのです。この点滴治療のみで完全に回復することもありますが、多くのケースにおいて大なり小なり後遺症を残すことになります。
当施設では患者さんに最良の治療をする為、Dynamic CT(ダイナミック CT)を来院時に施行し、後遺症の程度を予測して治療方針を適宜検討します。 この検討については1999年WFITN in Portugal、2000年ASITN in New Orleans にて口演発表をしています。